3月に入って、暖かい日々が続いていますね。
昼夜の気温差で体調を崩されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さて、2月20日のブログに引き続き、和装の花嫁衣裳の良さをお伝えしていきたいと思います。
今回は「色打掛」です!!
江戸時代、 武家社会においては、「嫁ぎ先の色に染まる」という意味もある白無垢で嫁ぎ、その後、嫁ぎ先が準備した色味のある小袖に着替えることによって、「婚家の人になった」とされていました。
この小袖が、現在での色打掛にあたります。
また、この武家の風習のなごりが現在のお色直しの習慣につながっているようです。
日本の結婚式のスタイルにも大きな影響を与えている和装…。
歴史を感じながら着ていただきたいです!!
さまざまな色や柄を楽しむことができる色打掛ですが、
色味や柄の好みだけでなく、試着の際は顔映りもしっかりとチェックしながら選んでいきたいですね。
鬘を合わせれば、より伝統的で格式高い印象になります。
そして、今ティアラドレッセでお勧めの色打掛のコーディネートが、下の写真の着方です!!
通常の着方では、色打掛の下には、掛下、という白い着物を着るのですが、この写真を
ご覧ください…。
色打掛の下に振袖を着ているのがお分かりになるでしょうか?
この着方のいい所、それは何より花嫁さんご自身の個性とセンスで着こなしを楽しんでいただけること。
重ねる色打掛と振袖のセレクトはもちろん、帯や帯締めといった小物も、ひとつひとつ組合わせて
いきます。
当日のお衣装姿だけでなく、お衣装選びの過程もしっかりと楽しんでいただけます。
そうして出来上がった花嫁衣裳は世界にひとつだけの特別な一着…。
そして、お色直しの入場では打掛をはおって、お見送りには振袖姿で。
一度で二回、和装を楽しむことも出来るんです!!
柄と柄のコーディネートは難しそう…、と感じられる方もいらっしゃると思いますが、
一枚の中に様々な色が使われている和装だからこそ、重ねてもまとまりが生まれます。
一生に一度の特別な一日。
「あれもこれも楽しみたい、譲れない!」
というブライズの皆様、ぜひティアラドレッセで和装の奥深い世界を楽しんでみませんか?